開発で、地域産業や工業の
活性化に貢献
地域の工業や商業と連携して
様々な地域産業の活性化に取り組んでいます
吉祥寺みやげ「ハーモナカ®」
企画から金型制作、パッケージデザイン
地元の和菓子屋との共同開発
住みたい街でお馴染みの吉祥寺。100軒近くが並ぶ駅前のハーモニカ横丁(通称:ハモニカ横丁)。店舗がハーモニカの吹き口のように並んでいたことから名付けられたこの名前にちなみ、ハーモニカ型の最中『ハーモナカ®』が生まれました。特徴は、いろいろな店舗が並ぶ横丁をイメージした和と洋の風味を加えた餡です。上品な甘さの白餡に加えたレモンと紅茶の風味が広がる絶妙なハーモニーのお菓子です。
開発は、武蔵野市の地域活性化企画「新しいおみやげ」を活用して本企画が採用・実現しました。モナカの皮を作る金型の設計から味の監修、包装のデザイン、PR活動まで総合的に取り組んでいます。販売は、地元の老舗和菓子屋に委託することで地域の活性化に貢献しています。ハーモナカは10年近く愛される名産になり、昨今では様々なメディアにも取り上げられています。
むさしのプレミアムは、武蔵野市を代表する魅力ある「おみやげ品」として2014年に誕生した地域ブランドです。3年の認定期間を終了した商品の中からプレミアムの上位商品として認定された商品がスーパープレミアムです。
避難誘導システム
日常的な情報も表示・発信します
地域の工業やサービス業などの
複数企業が連携して開発を成功させました
武蔵野商工会議所のエントランスロビーに設置された情報案内表示板。大型のLCDとLED画面で会議室の利用状況から街の情報まで様々なコンテンツが日常的に発信されています。非常用電源(UPS)を搭載しているため、災害時にも避難に関する情報を発信しつづけられます。建築資材のH鋼を支柱として天井と床に固定し、LCDやLEDを縦に配するアイディアでより多くの情報を見やすく表示しています。
開発の発端は、新潟県中越地震で被災した山越村の村長との出会いでした。被災時は町のあかりもなく暗闇の中でも避難できる誘導装置の必要性が求められていました。避難誘導のアイディアや技術開発に取り組み、武蔵野商工会議所や関連企業との協業をはじめ、東京都や武蔵野市の補助事業の活用や、市役所、警察、消防防災課との連携によって実用化しました。
開発は、限られた空間に安全で見やすく設置するために、デザインや電気、機構、ソフトウェアなど、様々な企業が連携して開発しました。避難誘導するルートガイドなどの仕組みは、試行錯誤を繰り返し、特許出願・取得を経て完成しました。
若手経営者を応援
中小企業の交流を促す取り組み
工業は、設計や開発、切削、加工、製造、組立、評価、材料、印刷など様々な専門性分野に分かれています。異業種の交流や若手経営者の育成、学生を対象としたビジネスコンテストなど、武蔵野商工会議所の一員として地域の産業を活性化する「ことづくり」にも積極的に取り組んでいます。
武蔵野エリア販路開拓事業
地域の工業を活性化する取り組み
武蔵野エリアに根付いた「ものづくりの文化」。日本でのものづくりが厳しい状況にある昨今、技術の深化や斬新なアイディアによって、新しい付加価値の発見と事業化を目指す中小企業が多くあります。地域の商工会議所や商工会による領域横断的な連関に貢献しています。平成23 年からは武蔵野商工会議所、三鷹商工会、小金井市商工会が連携する活動がスタート。ものづくり企業が一同に集まる展示会「武蔵野エリア産業フェスタ」をはじめ、合同研修会や情報交換会、各種事業所・研究所の視察、交流会などが開催されています。
武蔵野エリアに根付いた工業の歴史や、設計や製造など様々な業種の企業20社の特徴や取り組みなどをまとめた冊子の制作
街の活動への参画や協賛
地域の活性化に向けて積極的に取り組んでいます。
井の頭恩賜公園の周年イベントや、吉祥寺駅前の「ゾウのはな子像」、2015年から始まったファッションショー「吉祥寺コレクション」など、武蔵野商工会議所が主催となる地域の商業発展と活性化のための各種イベントに参画しています。